Toggl Trackでのデータエクスポートと外部的な再構築
エクスポートできるデータ
Toggl Track では、記録したタイムエントリーを外部で扱える形式でエクスポートできる。
特に CSV 形式は、タイムエントリーを行単位で出力するため、他ツールへの読み込みや分析に適している。
PDF も出力可能だが、外部で再構築する用途では CSV を使う。
方法
タイムエントリーのエクスポートは Web 版で行う。
デスクトップ・モバイルからは直接エクスポートはできない。
手順
1. Web 版 Toggl Track にログイン
2. Reports(レポート) を開く
3. Detailed Report を選択
4. 期間やプロジェクトなど必要なフィルタを設定
5. 右上の Export → Download CSV を選ぶ
Detailed Report は個々のタイムエントリーをそのまま取得できるため、外部で再構築する際に必須となる。
CSV に含まれる主な項目
エクスポートした CSV には次のような情報が含まれている。
開始日時
終了日時
作業時間
説明(Description)
プロジェクト
タグ
作成日時・更新日時
タイムエントリー ID
これらを利用することで、外部アプリ側で自由に再構築や分析ができる。
外部アプリでの再構築
プログラムでの利用
Python(Pandas)などで CSV を読み込めば、
可視化、統計分析、分類の自動化など、より細かい作業が可能。
必要であれば自分用の時間分析ツールを構築することもできる。
Toggl Track に「戻す」ことについて
外部データを Toggl Track にインポートする公式機能はない。
加工後の CSV を Toggl へ戻すことはできないため、
外部での再構築は「分析・整理・統合のための作業」と割り切る必要がある。
もし再度 Toggl に書き戻したい場合は、API を利用して新たなエントリーとして作成する方法があるが、一般的には使われない。